愛知県名古屋市で、宗教法人介し転売し1億円脱税したとして、韓国籍の不動産会社社長が逮捕
と報じています。
事件のあらましは以下の通り。
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名古屋市東区の不動産会社「ジーザス」の社長、名古屋市天白区の韓国籍 黄元圭(ファンウォンギュ)容疑者、
同社役員で経理担当、愛知県江南市の韓国籍 成慶得(ソンキョンドゥク)容疑者(42)、
ジーザスの取引先である東京のインターネット関連会社 社長、東京都調布市の小林良身容疑者(52) ら3人を、
宗教法人を介した不動産取引などで法人税約1億円を脱税したとして、名古屋地検特捜部は 2017年3月2日、法人税法違反(脱税)容疑で逮捕した。
特捜部は同日、名古屋国税局と合同で同社や黄容疑者の自宅など関係先計16カ所を捜索。
逮捕容疑は、2015年5月までの1年間に約4億2760万円のジーザスの法人所得を隠し、法人税約1億820万円を脱税した疑い。
特捜部などによると、2014年8月、黄容疑者はジーザス所有の名古屋市内の賃貸マンションや土地を、黄容疑者自身が代表役員を務める静岡県伊東市の宗教法人「善光寺」に売却。
さらに寺が第三者に高値で転売して得た利益約4億円を、「非収益事業」による収入として、売り上げから除外し税務申告しておらず、また架空の外注費を計上してウソの申告をしたという。
登記簿などによると、この宗教法人は黄容疑者が2006年に買収したもので、休眠状態だった。
法人税法では、宗教法人はお布施などの宗教活動は「非収益事業」として収入に税金がかからないが、不動産や物品販売などは「収益事業」にあたるとして課税対象となる。
特捜部は、こうした不動産取引が、収益事業に当たると判断した。また、国税局は2015年10月から強制調査(査察)に着手。
黄容疑者は国税局の調べに「宗教法人が売却して得た所得は非課税だ」などと、脱税の認識を否認していたとみられる。
信用調査会社によると、ジーザスは1990年12月の設立で、不動産賃貸のほかに、不動産売買や仲介の業務にも携わる。売上高は2016年5月期で6200万円。
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まっとうな宗教法人でも、不動産や物品販売などは「収益事業」ということなので、そもそもダメですが、休眠状態じゃ何を言い訳しても説得力ないような。
この人物はどんな人なのだろう?そう思い「黄元圭」の名前で調べてみました。
下記Webサイトと愛知県の宅地建物取引業者一覧を確認する限り、同住所の名古屋市東区白壁三丁目24番58号にある、株式会社ピースメーカーの代表取締役社長でもあるようです。
また、同Webサイトの「ニュースリリース」の「07.09.10 livedoorニュース 業界初! 警備会社ピースメーカーが無料で警備?!」によれば、地域パトロールを申し出る親切な会社、のようです。
ところで、株式会社ジーザスの「黄元圭」と、株式会社ピースメーカーの「黄元圭」が同一人物かについては、
- 両社とも同一住所
- 愛知県知事免許を受けている宅地建物取引業者一覧 に株式会社ジーザスが同一住所の”東海セキュリティービル内”と記載のある点、
- 株式会社ピースメーカーの「会社沿革」によれば2007年3月 東海セキュリティー有限会社を株式会社ピースメーカーに名称及び組織変更 警備業を集約”とある点
さらに、株式会社ピースメーカー社長名義で書籍も出されている模様。プロフィールには"84年朝鮮大学校経営学部卒。"とあります。
一方、朝鮮大学校は総聯(朝鮮総連)の影響下にあると言う話もあります。
当サイトでも下記の記事の通り、北朝鮮と朝鮮(大学校)の関係や、不動産業やパチンコマネーが北朝鮮にどう流れるか、の記事を書いていますが、果たして黄容疑者の脱税した分は一体何に使ったんでしょうかね?
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