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さて、日本のヤクザは韓国でも、たまに興味をもってニュースで取り上げられるようで、調べてみると韓国の東亞日報で記事に取り上げられています。
東亞日報は2012年8月19日付で、『MS-13、山口組、カモッラ…世界的犯罪組織もグローバル化戦略』、と報じています。
世界の犯罪組織がグローバル化し、多国籍犯罪組織の年間収入は8700億ドル(約960兆ウォン)にのぼると推算。
この金額は、2011年の国内総生産(GDP)15位のオーストラリア(9248億ドル)と16位のオランダ(7794億ドル)の間であり、国際支援基金の6倍にも該当する。
米財務省は2012年8月11日、急速に勢力を拡大している自国内の犯罪組織「マラ・サルバトルチャ(MS−13)」に対する金融制裁を宣言した。自国内ギャング団に対する金融制裁は初めて。
MS−13は1980年代にエルサルバドルの内戦で政府軍の攻勢に押された左翼ゲリラが、米国に密入国して作った組織で、ロサンゼルスを拠点に46州に支部を置いている。
また、中南米地域に3万〜5万人、米国に8000〜1万人の組織員がいて、麻薬・密入国・売春で莫大な不法所得を得ている。
MS−13が北米・中米の代表的な多国籍犯罪組織になったのには、米国の不法移民者の追放措置による影響が一部ある。
米政府は2006年からこれまで、MS−13組織員4078人を逮捕し、本国に送還したが、彼らは米国で学んだノウハウをもとに南米国家で組織を築き、再び様々な国の組織が連携して、多国籍犯罪組織に成長したという。
なお、MS−13のほかにも、日本の代表的なヤクザ(暴力団)組織「山口組」、イタリアのマフィア「カモッラ」、ロシアの「ザ・ブラザーズ・サークル」、メキシコの「ロス・セタス」などの犯罪組織も、米政府の制裁対象となった。
1915年に結成された日本の山口組は、傘下組織数千の約5万5000人の組織員を有する世界最大規模の犯罪組織。武器密売・売春・人身売買・麻薬密売・マネーロンダリングなどで年間数十億ドルを得る。
イタリアのカモッラは、30年間で3600人余りを殺害した悪名高い組織で、ブランド品からゴミ処理まで、金になることなら何でもする。
ロシアのザ・ブラザーズ・サークルは、ロシアと東欧を足場に活動している。
米政府が、「最も知能的な犯罪組織」とするメキシコの麻薬組織ロス・セタスは、独自製作した戦車と潜水艦を活用する。
中国の三合会は、「中国人が住む所に三合会あり」という言葉があるほど最も長い歴史を持つ組織だ。
シージャックをするソマリア海賊は、2011年だけで1億3500万ドルを得た。
国際的な犯罪組織の最大収益源は麻薬販売で、年間収益が3200億ドルにのぼると推定。
このほかにも国際社会で、偽造商品の流通(2500億ドル)、人身売買や不法移住の斡旋(390億ドル)などで金を得ている。
このため、 犯罪組織が国際化したことを受け、対応するため各国政府も連携を加速して、多国籍犯罪組織との戦いに立ち上がっている。
国連 麻薬犯罪事務所(UNODC)の主宰で2012年8月15日~19日まで開かれる多国籍犯罪対策会議には、各国の内務長官をはじめ関係者800人余りが参加したと、AP通信などが伝えた。
2000年の1回目の会議以来12年ぶりに開かれた今回の会議の主なテーマは、国際マフィアへの共同対策だ。
ユーリ・フェドートフUNODC事務局長は初日の会議で、「日増しに知能犯化し、臨機応変な多国籍犯罪を阻止するために、国際協力が必要だ」と強調した。
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それぞれの国同士でわだかまりはあるにしても、こういう事件性のあることについては関係するそれぞれの国の利益にもなるはずです。
異なる国家間でもうまく調整して協力しあえると良いと思いますが、外交問題とかもあり、難しいんでしょうね…。
そもそも下記の記事でも書きましたが、日本は犯罪者の海外逃亡についての引き渡し条約が米韓くらいしかないからなぁ…。
【記事】追記:大阪 准看護師(29)遺体遺棄事件 中国で拘束された元同級生日系ブラジル人(32)の容疑者 身柄引き渡しまで数年間⇒
また、ヤクザが色々やってることについては下記のような記事を書いています。
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