在日本大韓民国民団(民団)の新年会に
- 共産党 小池晃 書記局長
- 公明党 太田昭宏 前代表
- 民進党 赤松広隆 最高顧問
- 日韓議員連盟会長 自民党 額賀福志郎 元財務相
- 社民党 福島瑞穂 副党首
記事のあらましは以下の通り。
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在日本大韓民国民団(民団)は2017年1月12日、都内のホテルで新年会を開き、呉公太(オゴンテ)民団団長が韓国・釜山の総領事館前に設置された慰安婦像について
「撤去すべきだというのが、私たち在日同胞の共通した切実な思いだ」
と述べた。
その上で、2015年12月の慰安婦問題に関する日韓合意の堅持を訴えた。
呉氏は日韓合意を、
「両国政府が苦渋の末に選択した結果で、関係発展のための英断だ」
「誠実な態度で履行されなければ問題は永遠に解決されない」
「合意が履行されずに再び両国関係が冷え込み、私たち同胞はまたも息を殺して生きなければならないのか」と述べ、
「(韓国)国民の冷静かつ賢明な判断と、日本政府の冷静な対処」
を求めた。
民団は在日韓国人の最大組織。新年会には日韓の国会議員ら約800人が出席した。
自民党の日韓議員連盟会長を務める額賀福志郎元財務相は、駐韓大使らの一時帰国について、
「(日韓合意による)国と国との約束を守っていくため、初心に帰ってがんばろうというメッセージだ」
と語った。
公明党の太田昭宏前代表は
「北東アジアの平和と安定のため、(日韓関係の)打開に向けて公明党はしっかりやる」
と語った。
民進党の赤松広隆最高顧問は
「難局を乗り越えていきたい」
とあいさつした。
共産党の小池晃書記局長は慰安婦像設置には言及せず、
「日本政府は過去に元慰安婦の人権を著しく侵害したことへの誠実な謝罪が必要だ」
と主張。
また、小池晃書記局長は永住外国人地方参政権付与については
「超党派で力を合わせ、実現に向けた努力を続ける」
と語った。
社民党の福島瑞穂副党首も永住外国人地方参政権付与に関して
「一歩進められるよう国会議員や民団の皆さんとやっていく」
とあいさつした。
韓国・民団が新年会 慰安婦像の撤去求める 共産・小池晃氏は「日本政府は誠実な謝罪必要」
在日本大韓民国民団の新年会 小池書記局長が祝辞
日韓の絆 さらに強く民団の新年会で交流 山口代表、太田議長ら
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民団との関係や野党共闘に関しては以下の各党のオフィシャルサイトで関係を報じています。
社民党オフィシャルサイト(2015年10月9日)と公明党オフィシャルサイト(2012年3月16日)が、民団との交流・民団の両党への来党について、報じています。
ヘイトスピーチ規制法の早期制定を
民団の新出発を祝福 山口代表ら応対 呉団長、金議長らが来党
また、社民党オフィシャルサイトが2017年1月8日付で、社民・福島みずほ 副党首、民進・安住淳 代表代行、共産・志位和夫 委員長、自由・青木愛 副代表の野党共闘について、報じています。
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どこの政党の誰が、どこの組織と親密かよく分かる記事でした。
ところで彼らは民団のみならず、他の外国籍組織とも親密にやっているのでしょうか?
まさか特定組織とのみ新年会まで参加するほど仲が良いわけはありませんよね?
…まさかですよね。
それと、各記事から併せて判断すると、野党共闘については各野党支持者が各野党の政策を支持するために各野党に投票したとしても、各野党の標榜する政策はひっこめて、合致するところのみ政策として、反安倍政権・反自民党として連帯して行動するということですね。
民進党・公明党・共産党・社民党・自由党などそれぞれの支持者の思いは如何ばかりでしょう…。
各党の支持者は野党共闘に十分納得しているのでしょうか?
とくに民進党・公明党以外の野党は選挙でも人数比を考えると削られ、彼らの政策は反映しにくい選挙に対して票を投じるわけですから、自分の信じる考えが限りなく反映しにくい場合の選挙参加の気持ちというのは非常に興味深いですね。
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